NPOにおける会計情報開示のあり方

ビジネススクールで学んだことに 会計情報の公開がある。上場企業はすべて「有報」 いわゆる有価証券報告書の公開が義務付けられている。公認会計士による監査がある。金融庁のホームページからも閲覧できる。

これは 非常に厳しい制度で 虚偽報告や粉飾決算があると、上場廃止の可能性すらある。過去に新聞をにぎわした企業が多々ある。

これは大手企業だけに関係あることではない。NPOでも 正確な会計情報を開示して 多様な利害関係者に客観的な判断材料を与えることが 世界の潮流だ。内部的にも 客観的な数値データと時系列で自分たちの活動を評価するのが 正しいありかたである。

財務会計は 苦手 そもそも複式簿記がわからない 税理士丸投げではいつまでたっても子供レベルだ。お小遣い帳になってしまう。

まず 企業の有価証券報告書レベルの 財務会計情報をホームページで完全に公開しないと 未来はない。成功している東京や関西のNPOは、たいていホームページで決算報告や予算報告、事業報告、計画を公開している。

私の考えは まず簿記3級レベルの知識を身につけなければ 非営利活動をする資格が内である。

参考となるのは、あずさ監査法人著「有価証券報告書の見方・読み方」清文社 第9版だ。かなり厚いが これをまず読みましょう。562頁ありますが、例示が多いので なかなか興味深いです。投資家は必読です。

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